第4回:確定申告 「帳簿って?」パート②帳簿の基本

前回では、「帳簿の基本」について、お話いたしました。
「帳簿の記帳の仕方」にふれて、記帳の仕方には①会計ソフト ②会計事務所(記帳代行)が
あることをお話いたしました。
今回は具体的な①会計ソフト ②会計事務所(記帳代行)の違いメリット・デメリットをお伝えします。

まず最初に・・・、
①会計ソフト ②会計事務所への業務委託(記帳代行)の違いをお話します。
大きな違いは、自分で行うのか?他力?にするかどうかです。
メリット・デメリットもありますので、自分にあった選択が重要です。

①会計ソフトを利用のケース ②会計事務所に業務委託(記帳代行
概要 ・市販で販売される会計ソフトで入力。(記帳)
・パソコンにインストールし、使用する。
・メーカーなどによっては、サポートもしっかりと行ってもらえる。
・記帳後、プリントアウトすると確定申告、決算書類として使用できる便利なソフトもある。
・簿記知識がなくても、すぐに使用することができる。
・売上伝票や購入時にもらったレシートをまとめて会計事務所に送付。
・実際の帳簿付けは会計事務所で行ってもらう。
・業務委託金額は、会計士(税理士)によって異なる。
メリット ・会計ソフトに記帳を行うことで、自分で経営状況を把握することが出来る。
・手書きの記帳とは異なり、簿記の知識がなくても簡単に行える。
・確定申告書、決算書類作成まで自動で作成できる。
・データを保存できるため、保存スペースの確保。(エコ?)

・会計ソフトによって、サポートが受けられる。

・自分で処理しなくてよい。
デメリット ・自分で処理作業が必要。

・パソコンに慣れていないと、パソコンの勉強も必要?!

・記帳代行を行うと、1~2ヶ月かかるため、タイムリーな経営状況がわからない。

・丸投げであるため、記帳結果を受取っても理解が進まない。

費用 ソフト購入時 1~2万円 (ソフトは年度によって最新版が発売) 年間10万円程度~

*会計事務所、税理士によって異なる。

保険代理店の方や、受託システム開発を行っているフリーのSEの方などは大きな出費(設備の購入やスタッフの雇用)もなく、取引量が少ないため、②の会計事務所に委託をしてもそれほど問題はないのですが、理美容業界でサロンを経営するとなると、人件費や家賃、設備等、さまざまな出費があったります。それ以外でも事業拡張のための投資を考えなければならないことも考えなくてはならないでしょう。

こういった場合、経営者の皆さんが常に経営状況を把握しているのとしていないのでは判断スピードが大きく異なり、結果として事業の成長に影響が出てきます。

余談ですが、一般的に起業後3年で50%近くが倒産をしているといわれています。
一方で自分で記帳を行っている方の倒産率は、それに比べると低く25%程度です。

編集長は、某サロンオーナー様から、「自分で帳簿をつけることでどこに無駄があるのか、売上が落ちてきていないか、客観的にわかるようになった」とお話されているのを聞いたことがあります。

まずは、記帳代行を考える前に、自身で経営者として記帳を行いサロンの経営状況はどうなっているのか把握し、それに対し「策を打つ経営」をオススメいたします。

編集長の薦める会計ソフトを使用した会計ソフトの使い方

ここからは会計ソフトの中でも青色申告事業者用で50%以上のシェアがある、「やよいの青色申告」を使用し、帳簿付けの具体的な方法についてご紹介します。

日々の取引を記録するときに一番お勧めなのが「簡単取引入力」という機能を使った入力方法です。通常帳簿をつけるときには、先の例のように「仕訳」と呼ばれる記入方法で取引内容を表現し、また入力方法を覚えるのも大変でした。

ところが「やよいの青色申告」では、「簡単取引入力」を使うことで、「何にお金を使ったのか(もしくはもらったのか)」を選んで、金額を入れるだけで、ソフトが自動で「仕訳」を作成してくれます。

yayoi

しかも、編集長が「やよいのあおいろ申告」をオススメする理由の一つが、理美容業界に特化した内容のテンプレートも用意されているからです。サロンビジネスのほとんどの取引はこの画面で処理が可能です。

実際、「やよいの青色申告」を利用している方の6割が「簡単取引入力」で帳簿付けを行っているそうです。

「簡単取引入力」で入力したデータは自動で「仕訳帳」「出納帳」等に反映されますし、青色申告決算書や確定申告書にも自動で集計されるので、同じ情報を入力しなおしたり、計算方法で悩んだりすることもありません!

※注※
税務については個別ケースで異なる場合もございますので、会計事務所もしくは税務署へご確認ください。

サロン開業ch編集長のオススメ会計ソフト「やよいの青色申告」

弥生バナー

はじめてでも簡単必ずトクする青色申告 (アサヒオリジナル)

出版社:朝日新聞出版( 2009-12-04 )

定価:¥ 1,050

Amazon価格:¥ 1,050

単行本 ( 97 ページ )

ISBN-10 : 4022723904

ISBN-13 : 9784022723901


今回のポイント
  • 会計ソフト(自分で記帳)と、記帳代行のメリット・デメリットを考えよう!!
  • 経営状況を把握し、タイムリーな「策を打てるサロン経営」にしよう!!

次回はいよいよ、具体的な「確定申告の方法」についてご紹介します!!