インターネットの普及により、様々な場所から、様々な情報が発信される時代になってきましたが、それに伴い、様々な情報を発信するハードも増えてきました。
インターネット経由でリアルタイムな情報発信が可能となったことにより、当然ながら“いつでもどこでもネットにアクセスしたい”という受け手側のニーズも高まってきており、今やネットにアクセスするための手段のハードが、パソコンだけでなく、携帯電話、iPhone、家電、ゲーム機など多様化してきて、最近ではiPadという製品まで出てくる始末です。
ネットに接続できない電化製品の方が、珍しくなってくるという日も近いのではないでしょうか?
“アナログ”という言葉が珍しいという意味合いを持ち、“デジタル”という言葉が当然となってきている現代社会をみても、デジタル社会が定着したと言えるでしょう。
僕が20代だった時には考えられなかったことです。(ちょっとオヤジくさいですが・・・)
今後も、この傾向は広がっていき、大袈裟ではなく、ありとあらゆるものがネットに繋がる時代になっていくのではないかと思われます。(現在も、それに近い状態ですが・・・)
そこで、問題になってくるのが、PC、携帯電話、iPhone、iPad・・・どのハードに対して力を入れて情報を発信していけばいいの?といことです。
実際にサロン様とお話しさせて頂くと、『PCのサイトは充実してきたのだけど、携帯サイトも充実させないとね。あと、iPhoneもあるし、どうしたらいいのだろうね。』という声を聞くケースが多くなってきています。特に情報に対し敏感なサロン様ほど、悩まれているような気がします。
この悩みに対しての答えとしては、“全てのハードに対応しなければいけない”ということです。
当然ながら、ユーザーの情報収集する手段が多様化するなら、その多様化に合わせなければいけないということです。なぜなら、それがユーザーニーズだからです。
しかし、ここで大事なことは、情報を発信するハードに合わせるのではなく、自サロンの発信する情報の精度を高めるということに重点を置くということです。最終的に情報を発信するハードの違いはありますが、全ての情報源は自サロンにあり、その情報源がインターネットという川を流れてきてユーザーに伝わるという構図は変わらないのです。
もちろん、ハードの違いによって、見ることの出来る情報の質と量は変わってきます。
PCで見る情報と、携帯で見る情報は明らかに違います。しかし、大元を辿れば全て自サロンの情報となるのです。その情報の質と量を保ち、いつでも発信出来る状況にしておけば、多少のコストと、打ち出す内容を変えるということが必要となってくるかもしれませんが、新たなハードが出現しようとも、全然、焦る必要はないのです。自サロンの情報をしっかりと持っていれば、基本的にはどんなハードにも対応出来るのです。自サロンのコンセプトを確立するということはもちろんのこと、常に出せる情報(素材)を蓄積していくという地道な作業の繰り返しが必要となってくるのです。
僕は今まで、全国の色々なサロン様とお付き合いしてきましたが、有名サロン、有力サロンと言われるサロンのほとんどは、いつでも発信出来る質の高い情報を持っていました。
有名サロンだから投資できる金額も大きい、良いモデルが集まるなどという意見も多いのですが、有名サロンも初めから有名サロンではないですし、いまだに地道な努力をしているサロンも多いのも事実です。プロのモデルを雇うお金がなければ、モデルハントをしたり、お客様から紹介してもらったり、又はお客様自身にお願いしたりなど、様々な方法があるはずです。又、カメラマンを雇うお金がなければ、デジタルカメラでスタイルを撮ることも可能です。僕が以前担当させて頂いたお客様で、ヘアスタイルを400点以上持っているというサロンがありましたが、モデルは全てハント、又はサロンに通われているお客様で調達し、撮影は全てサロン店内の一角で、自分達で行っていました。(ちなみに、そのサロンは1店舗ですが、ホームページで月に100人以上の集客がありました。)
ここで伝えたいことは、単にヘアスタイルが多いから集客に繋がったということではなく、質の高い情報を多く確保する努力を惜しまなかったということが集客効果を得たということです。
このサロンは、いつでも質の高い情報を出せる状況であるのです。
インターネットで質の良い情報を発信したい、又は、PC、携帯、iPhone、全てのハードに対して情報を発信したいと思うなら、先ずは質の良い情報(素材)を確保するべきです。
異なるハードに合わせて情報を発信することよりも、情報自体を集める方がよっぽどコストが掛かるのです。
新しいハードが出たから情報を集めないと・・・ということでは、いつの時代でも集客効果を得ることは不可能に近いでしょう。自サロンを充実させてから情報を集めていくという考えもあるかもしれませんが、質の高い情報を集めるということは、それ相当な努力と労力が必要となってきます。
質の良い情報を発信するために・・・
そんな目的でサロン一体となって頑張っていくということもあって良いのではないでしょうか?
- ハードは変わっても、情報源は変わらない
- どこに出すか?より何を出すか?の方が重要
- 質の高い情報を集めるということは、サロンの成長に繋がる

佐々木亮輔