| 第21回 |
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「2丁目の夕日」 |
平成18年早春、今から4年前の話です。
tamtam東京初進出の平井店オープンから約1年がたった頃、平井の2号店「tamtam平井2丁目店」オープンを計画進行中でした。
候補の物件は平井の商店街のはずれにありました。
大家さんが40年以上営業していた洋品店でしたが、高齢のため閉店してテナント募集になっていました。
その店舗は、昭和30年代築の木造2階建の小さな店でした。
広さは10坪 家賃105,000円 保証金100万円 共益費0でした。
昭和レトロといった表現がぴったりの建物・・・人情味溢れる下町のおばちゃんといった感じの大家さんの人柄もあいまって契約することに決めました。
平井店とは、駅をはさんで反対側で歩くと7~8分のところにあった為、チラシや広告などの宣伝をするのにしても1店舗でも2店舗でもエリアが近ければ広告宣伝費のコストダウンになるか??・・・といった安易な理由もありました。
この安易な計画が、のち難しい状況を招くのですが、それはその先の事として・・この項ではオープンにいたるまでの話とします。
いつもの八百板工芸のデザイナーの武田さんとも相談して、この木造の古い感じを生かしてレトロなお店にしようということになりました。
映画「三丁目の夕日」の時代のイメージで・・・。冗談のつもりが結局tamtam平井2丁目店」という店舗名称になりました。笑
内装の打ち合わせも通常の場合、平面プランが数パターン(3~5パターン)の中で、組み合わせたり削ったりして決めていきますが、今回の場合10坪しかありません・・。
形からしてセット面はここのこの並びでしか・・・シャンプー台は、この位置しか・・・。トイレはこの辺にしか・・・。 選択の余地が少なく、話し合いもスムーズに進みました。
最初から最後まで、平面プランはひとつだけでそれの微調整で平面プランが出来上がってしまいました。笑 10坪と狭いながらも、セット面4台シャンプー台2台に客待ちカウンターはレイアウトできました。
内装のテーマも「昭和レトロ」な雰囲気と決まっていたので・・。時計・・小物・・椅子・・とスムーズに決まっていきました。
セット椅子もタカラの「キャデラ」か、オオヒロの「ローザンヌ」しか思い浮かびませんでした。 そこで、平井店のオープンの際に鏡を買ったビューティーガレージのHPから中古のキャデラを発見しました。 色がゴールドだったせいか1台5万円前後だった記憶があります。現在、相場が8万~9万ぐらいなので掘り出し物だったかもしれません。
張替えも購入と同時に頼むことにして、武田さんと相談のすえ張替のレザーに「ニフティー」(シンコール社)のこげ茶を選択しました。
この色味とキャデラがベストマッチングでした。
その後、ビューティーガレージにその組み合わせで何度も注文を入れているので、BG内でそのカラーが「tamtamカラー」と言われていたとか?? 笑
その際での購入やり取りをきっかけに野村代表が出来上がった2丁目店に挨拶に来ていただいたのは以前の話で書きました。
話を戻します。美容室のデザインの中で、かなり目立つ存在が「セット椅子」だと思います。椅子がかっこいいとお店も素敵になりますよね。
もちろん、デザインだけでなくて長時間座るセット椅子の「すわり心地」は、重要な要素になります。
このセット椅子とシャンプー椅子は、カタログだけでなくショールームに足を運んですわり心地を確認するようにしています。これは絶対大事です。
そんな素敵な椅子がビューティーガレージさんのおかげで安く手に入りました。
以前は、セット椅子と言えばT社とO社ぐらいしか選択の余地が無く、椅子一台が15万~20万が当たり前の時代でした。
今回のように中古市場が出来たおかげでレザーを張り替える(張替料18,000円ぐらい)だけで、新品同様の椅子が手に入ります。6~8万(ものによっては3万円台)です。
新品でも3万円~7万円と選択の幅が広がりました。とてもありがたいことです。
器具をどのくらい安く購入できるかというのを、最初のお店真間店の時と、平井2丁目の時で比較すると
「最初のお店真間店のオープンの際に、買った器具の購入代金」
・セット椅子4台: 1台150,000を値引きしてもらい127,000を4台
・シャンプー椅子2台: 1台300,000円を値引き後250,000円が2台
・シャンプーボール2台: 約150,000円を2台
・ローラーボール1台: 約280,000円
合計: 約180万でした。
「平井2丁目店での器具購入代金」
・セット椅子4台: 中古と張り替え込みで65,000円を4台
・バックシャンプー2台: 250,000円を2台
・加温機1台: 150,000円
合計: 約90万ですみました。
すごく、安いですね。約半分の値段でおさまりました。
店舗の広さは違ってもセット椅子4台、シャンプー台2台、加温器1台は同数です。最もその後、真間店はセット面を4台から5台さらに7台と増やしていって、シャンプー台も2台から3台と増設していくのですが、平井2丁目店ではそれは無理です。笑
初期投資が少なくすめば、返済は当然楽になりますし資金を集客のための資金に回せます。
先ほど書いたように美容室のデザインの中でセット椅子の存在感は大きいと思いますが、でもやっぱり一番目立たなくてはいけないのが、スタッフの存在感!!
お店のコンセプトに合った人選の中、チーフとして配属された酒井の力はとても大きかったと思います。(現在、産休中)もちろん、そのほかのスタッフたちの力も・・。
そのスタッフ(人)に、一番お金をかけるためにもそれ以外の経費はなるべく抑える努力は必要だと思っています。
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