| 第12回 |
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2店舗目は大変・・・
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H11年11月の2店舗目「八幡店」オープンに向けて、
着々と準備は進んでいた。
問題だったのが、人事でした。
今考えても、リスクが大きかった。
悩んだ末、自分と店長が真間本店に残り、
ナンバー3のチーフ戸葉(第8話「再出発」で入社)に
八幡店の店長として行ってもらうことにしました。
残りのスタイリスト6名(当時、真間店に9名もスタイリストがいました。笑)は、
各店に3人ずつ配置しました。
さらにアシスタント1名を真間店で・・・と考えましたが、
スタッフが足らないので、新規採用することにしました。
ちょうどツマの友人で美容師を休職中の人がいたので、
会って(面接?)即採用しました。
(実はこのアシスタントが、のちのtamtamきってのスーパー店長新垣でした。)
真間本店 7名(+新規採用1) 八幡店 4名 の布陣としました。
真間本店は、12人で営業していたのが
いっきに7名(実際は採用1で8名)に。
30%~40%のパワーダウンって感じでした。
求人して、という方法もあったと思いますが、
まったくわからない人が来て教育して、
といったリスクをあまり負いたくなかったし、
なるべく同じような店舗を作りたかったので、
既存のメンバーでやりたいという思いで、求人はしませんでした。
この考えは、今でも変わりません。
店舗展開は、細胞分裂のように成長して
同じ遺伝子をもったスタッフが分かれて行くのが
一番良い形ではと思っています。
だから、その考えでいくと2店舗目は大変です。
5:5は無いとしても 6:4や7:3としても、
元のお店は10が6~7になるわけですから・・・。
これが3店舗目なら、
各店から1~2名ぐらいの配属異動でやれますので、
既存店へのリスクは少なくなります。
配属も大事ですが、店長人事はまた別ものです。
そもそも店長人事が一番大事なんですが・・笑。
その店舗が良くなるのも、
悪くなるのも店長しだいですからね。
店長になって、力を発揮する人もいますので、
スタッフの才能や能力を伸ばすには、
店舗が、できたら何店舗かあったほうがいいと思います。
店長人事は、もちろん見極めが大事だと思います。
うちではまだいませんが、
店長になると駄目になる人もいるようなので・・・。
「任せたら、信じる」
「信じられなければ、任せない」
というのは松下幸之助氏の言葉だったと思いますが、
そんな心境ですね。
その点、八幡店の店長として赴任した戸葉(現在サロンディレクター)は、
そこから成長して能力を発揮した一人でした。
八幡店のオープンの後、
南八幡店(5店舗目)のオープンの際の責任者、
下総中山店(9店舗目)のオープンの際の責任者として能力を発揮しました。
戸葉ディレクターの存在なしにtamtamの歴史は語れません!
というほど、まさにオープン請負人みたいな人です。笑
「厳しさ」と「実行力」を兼ね備えたスーパーウーマン、
と言うと、本人が怒るかもしれませんが・・。笑
話を八幡店のオープンに戻しますが、
オープンの売上計画に早速、誤算がありました。
真間店での自信からか、
やれば絶対集客できるという驕りがあったのかもしれません・・・。
オープンと同時にお客様がお店にあふれているイメージが、
正直ありました。
真間店のオープンの時は、
新規客が300人いらしていただいたので、今回も・・・。
さらに、スタッフの移動によって、担当スタッフのお客様も
八幡店に来ていただける方もいらっしゃると思うので、
プラス100名ぐらいは来て頂けるとして・・・。
となると既存のお客様100名プラス新規のお客様300の計400名、
客単価7500円とすると、売上300万は行くだろう、と・・・。
ところが、世の中そんなに甘くない・・・。笑
結果は、新規客は見込みの半分以下の130名、
総客数230名で売上は175万でした。
目標250万に対して175万・・・惨敗でした。
おまけに、八幡店オープンの1週間後、
八幡店の3~4倍も大きい競合店がすぐ近くにオープンした。
「周りは、関係ない!」とスタッフにはっぱをかけるが、
しょうがないものはしょうがない・・。
1ヶ月・・・2ヶ月・・と経過しながら、
スタッフの意識が
「お店をオープンすれば繁盛する。」
(恐ろしい錯覚ですね・・笑)から、
「何とかしないといけない」へと変わってきた。
ポスティング、ハンティングも必死にやっていた。
紹介も必死でお願いしていた。
その結果、徐々に売上を伸ばして、
オープン7ヶ月後にやっと270万達成、
当初の目標値250万をクリアーした。
最初の予定では、最初から売上300万と踏んでいたので、
まったく順調ではなかったですが、
今考えるとこれもよかった事だと思います。
うまく行かない状況下で、
私含めスタッフが学んだことのほうが大きかった。
きっと、苦労せずに新規のお客様に
いっぱい来ていただいていたら、
3店舗4店舗目はなかったと思います。
「なんとかなるさ。」では、いかないことも多い・・・笑。
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